出張教室：2012/11/22　千成ひょうたん彩色

千成ひょうたん彩色のレッスン2回目です。

生徒さんであるAさんのご自宅に着くと、前回のレッスンから自主的に制作されたひょうたんが４つありました。水色の地にポピーと蝶が描かれたものについて、ご本人は油絵みたいになってしまったのが気になったり、上に蝶、下に花という構図がいまいちしっくりこなかったりしたそうですが、実際はなかなかの力作です。上のふくらみに蝶、下のふくらみに花というデザインは、ひょうたんのデザインとしては面白いのではないかと思います。

今回レッスン中にAさんが描いたのは和水仙です。ご本人の好きな花のようで、目の前に花がないにもかかわらず記憶だけで綺麗に描かれて、花びらの微妙な色調まで再現するほどのこだわりでした。出来上がった作品を写真に撮るのをうっかり忘れてしまい、紹介できないのが残念です。

講師作品は、江戸琳派の絵師である鈴木其一の「貝図」という絵を元にデザインして描きました。